2011年11月27日日曜日

児玉龍彦先生の報告(政府ワーキンググループ)

児玉龍彦先生(東京大学アイソトープ総合センターセンター)から最近発表した論文と11月25日に開催された政府ワーキンググループでの報告・討論の様子を記録したビデオの紹介をいただきました。以下のニコニコ動画でご覧になれます。

 政府ワーキンググループ
 http://live.nicovideo.jp/watch/lv72064630

 「“7q11変異” ― チェルノブイリ癌で見つかった被曝の足跡」
 (医学のあゆみ vol.238 No.12 2011.9.17 131ページ)

有識者会議の委員は,チェルノブイリ原発事故による健康被害について,疫学的証明を根拠に国連科学委員会のデータを採用しています。同委員会よりも多くの被害があるとするデータは,「疫学的証明がされていない」ことを理由に,放射線の影響とは無関係,または証明されていないという見解を示しています。
児玉先生の主張は,端的にいえば,生物学的見地から病気発生の可能性がある症例を関係ないと結論づけることは間違いで,関係ないとするためにはその証明が必要であり,安全性について議論がある事柄について,行政が安全を言ってはいけない,というものです。ワーキンググループの動画では,チェルノブイリでの小児甲状腺がんの疫学的証明の時間的経過の問題や,核種ごとの人体への影響に違いについての論証を聞くことができます。

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